デザイン基礎 │ レイアウトの役割

レイアウト(情報の塊を配置する)って、
自分の商品やサービスを宣伝するとなると
難しく考えてしまう方が多いように感じます。

日常で行う部屋の模様替えや
食事の際の配膳を考えるのもそうだし、
ガーデニングで好きなお花を並べるのもレイアウトだと考えると
ちょっと身近に感じられるのではないでしょうか。

めちゃくちゃざっくり恐れずにいうと
要はそれを見てテンションが上がるかどうか。

レイアウトには、知っておくべきルールがあります。
ルールというとまた難しく感じるかも知れませんが、
簡単なのを1つ。

それは「情報を重ねない」ということです。

例えば、やりがちなのは
商品写真の横に商品名を書いてしまうこと。

例えば、商品がヨガのレッスンだとすると
商品写真があれば、商品名はなくても何か分かりますよね。
その代わりに、「新開設」とか「効果の説明」がある方が
「新しいレッスンなんだ」とか
「こんなことに効果があるんだ」って
より商品の事を知って貰えます。

「南国の夕日に包まれたヨガレッスン新設」と
頭にコピーがついていると、
南国の夕日を想像し、
同じような体験をした人は
より強く反応します。

更に五感を刺激する感覚を共有するために、
柔らかな朝日がさす、白い砂浜でヨガをしている写真を使ったり、
雰囲気の合うモデルを使うと
更に目線を引きつけることができます。

こんなふうに情報を取捨選択し、
感覚を視覚化して引きつけ、

「開設日」や「開催場所」など知らせたい情報に誘導する。
それがレイアウトの役割です。

伝えたい世界とお客様が見たい、知りたいものを伝えられたとき。
上手くいった時は、最高に気分がいいですよ。